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導入事例 Case Studies

1件30秒で証跡保存までを完了。2名体制で月間500件以上の効率化を実現

                       

2025.08.26

フリーランスIT人材と企業を結ぶマッチングサービスを中心に、IT人材領域で多様な事業を展開するギークス株式会社。月に500件を超える契約時の反社チェックを行う同社にとって、反社会的勢力との関与を未然に防ぎ、事業の信頼性を保つための仕組みは欠かせません。

従来はツールの操作が煩雑で、1件のチェックに1分以上を要し、業務効率の面で課題を抱えていました。そこで、操作性とスピードに着目し「RiskAnalyze」を導入。1件あたり約30秒で反社チェックが完了するようになり、業務効率が大幅に向上しました。 「信用」も顧客に提供すべき価値の一部と捉え、上場企業として社会的責任を意識する同社。今回は、そうした同社がどのようにRiskAnalyzeを活用しているのかについて、経営管理本部の恩田様に詳しくお話を伺いました。

検索時間を半分に短縮。業務効率を飛躍的に高めた導入効果

――RiskAnalyze導入以前、反社チェックはどのように実施されていたのでしょうか?

恩田:当時は調査会社のツールと新聞記事閲覧サービスを併用してチェックしていました。ただ、調査会社のツールは操作が煩雑で、ログインのたびに二重パスワードを入力する必要があったり、自動ログアウトが早かったりと、業務効率の面で課題が多かったんです。

1件のチェックに1分以上かかることもあり、日々の負担は大きかったですね。さらに、取引先の数も増え続けており、コスト面でも「もう少し抑えたい」という思いもありました。

――そうした中で、RiskAnalyzeを選ばれた理由は何だったのでしょうか?

恩田:一番は操作性とスピード感です。RiskAnalyzeは非常にシンプルなUIで、検索結果にたどり着くまでのステップが少なく、動作も軽快です。

トライアルで使ってみた際に、入力から証跡保存まで1件あたり約30秒でチェックが完了したため、「これはかなり業務が楽になる」と感じました。料金面でも以前より負担を抑えられると感じたことも、大きな理由です。

――実際に導入されてみて、どのような変化がありましたか?

恩田:業務効率は大幅に改善しました。1件あたりの反社チェックにかかる時間は従来のツールの約半分に短縮され、日々の業務が格段にスムーズになったことで、かなり楽になりました。導入して本当に良かったと感じています。

人材ビジネスに求められる反社チェックの全体設計

――反社チェックはどのような範囲で行われているのでしょうか?

恩田:基本的には、当社と契約・取引のあるすべての対象がチェックの対象です。
顧客企業、フリーランスエンジニアはもちろん、社内の採用候補者なども対象とし、正社員・業務委託に関わらず、すべての契約前に反社チェックを実施しています。
人材サービス業を営む当社にとって、「スキル」だけでなく「信用」も顧客に対して提供すべき価値の一部だと思っているからです。

とくに当社において、フリーランスエンジニアは「準委任契約を結ぶ対等な取引先」として位置づけています。そのため、顧客企業と同様に、フリーランスエンジニアに対しても同レベルの審査プロセスを通じて反社チェックを実施しています。

――なるほど。フリーランスの方も顧客企業と同じ基準でチェックされているんですね。

恩田:顧客企業にとって、紹介されたエンジニアの素性が信用に足るかは非常に重要なポイントです。
また、エンジニアを担当する社内メンバーの心理的安全性を保つうえでも、「この人は問題ない」という確証を持てることが重要だと考えています。

実際、フリーランスエンジニアと当社の社員は1対1で深く関わる機会が多いため、安心して業務を進めるための「環境整備」の一環としても、反社チェックが活用されています。
さらに、上場企業として社会的責任も意識しており、反社チェックは当然の対応と捉えています。

――まさに「信用」を意識されていることが伝わります。

では、どのような運用フローで反社チェックを行っているのでしょう?

恩田:当社では独自開発した社内システムに反社チェックを組み込んでいます。
チェックは主に3つのトリガーで実行されます。

1.「反社チェック申請」:
新たな取引や倫理的判断に基づく申請があった場合に実行

2.「契約稟議フロー」:
新規フラグが立った取引において、反社チェックを通過しなければ稟議が進まない設計

3.「IT人材事業の契約処理時」:
SES契約において案件が成立し、顧客企業とエンジニアの双方と契約が締結される前のタイミングで実行

この3つのトリガーを通じて、契約が発生する前の段階で必ずチェックが走るよう設計されています。実務は経営管理本部の私ともう1名の2名体制で対応しており、運用が形骸化しないようにしています。

多件数チェックに最適。自社に合わせた使い分けを

――反社チェックの導入やRiskAnalyzeの利用を検討している企業に向けて、アドバイスがあればお願いします。

恩田:取引先の件数が多く、毎月一定数以上の反社チェックが必要な企業には非常におすすめです。圧倒的に操作が簡単で、結果が出るまでのステップも少なく、動作も軽いので、多件数をスピーディーに処理できます。コスト面でもメリットがありますね。

企業ごとに検索件数や重視するポイントは異なると思いますので、自社の運用方針に合わせて使い分けることで、より効果的に活用できると思います。

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